沖縄県vs北海道 秘密のシーフードバトル

お魚大国日本。四方を海に囲まれた我が国は近海に約3800種以上の豊富な海の幸に恵まれ、我々日本人には欠かす事の出来ない食の中心となっている。

そんな中、県境を全て海に囲まれた2つのキングオブシーフード王国がある。それは北海道沖縄県。そこで今回お魚フロンティア北海道とお魚パラダイス沖縄県の衝撃の海鮮事情を徹底検証。

北海道民・沖縄県民は定番の魚を食べない??

しかし、お馴染み、総務省の家計調査を調べてみると、北海道民(札幌市)は我が国を代表するアジの消費量は下から2番目の全国51位。更に冬の味覚ブリも51位。そして50位にサバ。48位にカツオ・アサリ。そしてなんと多くの日本人がリスペクトするタイの消費量がまさかの全国最下位。海鮮王国の北海道が一体どういう事なのだろうか。

一方、気になる沖縄県の海鮮事情はどうなのか。先程、北海道が51位だったアジは全国最下位の52位。更に、お馴染みのブリ・イワシ・カレイ・イカ・タコ・カニ・塩サケ・アサリ・カキ・ホタテまで全て消費量は全国最下位。沖縄県民はもはや我が国の主要海鮮類を食べていない。

北海道民・沖縄県民はどんな魚を食べているのか?

北海道民は鮭が大好き

北海道民に聞くと一番食べている魚は鮭(サケ)である。勿論塩サケの支出金額は北海道が全国堂々の1位。実際に札幌市民の台所である中央卸売市場に行くと、超大量のサケの切り身や半身、丸々一匹の紅鮭が鎮座。更に季節限定の時鮭という種類の鮭の姿もある。この時鮭は東京では一貫700円もする高級魚。しかし本場北海道は時鮭も値段はリーズナブル。

ちなみに道内では紅鮭や時しらず(時鮭)だけでなく季節におって秋鮭をはじめ様々な鮭を味わう事が出来る。

道民ならではの鮭料理といえば『ちゃんちゃん焼き』。半身の鮭を豪快にホットプレートで焼き、その上から鮭を囲むように盛りだくさんの野菜を投下。続けて白味噌・お酒・みりん・砂糖・ねぎで味付けする。後は蓋をして焼くだけである。北海道民はこれを2週間に1回ペースで食べているという。この『ちゃんちゃん焼き』という名前は簡単にちゃんちゃんと作れるからその名が付いた。

更に北海道民はサーモンのフライや鮭とイクラの親子丼も大好きである。

沖縄の魚はカラフル

一方で沖縄県民は一体どんな魚が好きなのだろうか。沖縄県民に聞いてみるとイラブチャー・グルクン・ビタロー・ミミジャー・シチューマチ・タマン・ミーバイ・マクブという名前が出て来たが何が何だか分からない。

実際に那覇市第一牧志公設市場に来てみると見たことも聞いた事もない珍しいカラフルな魚が並べられている。東京の築地市場ではまず見られない不思議な光景である。

沖縄特有の魚を調理する際はまず湯引きするのが常識。その際にカラフルな色は落ち、美味しそうな白身が登場。青い色したイラブチャーはお刺身で食べるのが定番である。

ミーバイは沖縄弁でタラを意味し、沖縄では様々なカラフルなミーバイが売られている。そして、このミーバイの最もポピュラーな食べ方は味噌汁。いずれのミーバイも身が程よく締まっている為、頭ごと豪快にだし汁で煮込み、島豆腐やレタスを加えればミーバイ汁になる。

沖縄で最も食べられている魚・グルクン

沖縄県で最も食べられている魚はグルクン。主に宮古島周辺で行われる伝統の追い込み漁「アギヤー漁」で漁獲する正式名「タカサゴ」という南方の魚。

このグルクンをどう沖縄県民が食べているのかと言えば、丸ごと一匹唐揚げにしている。その作り方はウロコと内蔵を取ったグルクンを背骨に沿って切れ目をいれ、そこに軽く塩をふり、続いて全体に小麦粉をまぶすだけ。後はそのまま油にドボンにしてきつね色になるまで揚げる。

他にもグルクン一尾を丸々バターで焼いたグルクンのバター焼きも超定番だという。

北海道・沖縄県 どんなお刺身を食べる?

北海道民はニシン・ホッケのお刺身を食べる

まずは北海道。サンマも刺身で食べられるし、ニシンも刺身で食べられる。特にニシンの刺身は北海道でしか食べられないという。他にもホッケのお刺身も食べる。

ニシン・ホッケと言えば身欠きニシンやホッケの開きしか思い浮かばないが、札幌市内のスーパーにはニシン・ホッケがお刺身用に販売されている。更に札幌市内の居酒屋では煮魚の定番キンキもお刺身で提供される。

実はニシン・ホッケ・キンキの漁獲高は北海道が全国1位。その為、道民はアシの早い(腐りやすい)これらの魚を生で食べられるのである。

北海道のお刺身はボリュームがすごい

更に、北海道のお刺身は量が多い。札幌市内の居酒屋ではお刺身を注文すると1人前でも普通に舟盛サイズで、しかも破格の値段で提供される。これは北海道ではポピュラー過ぎて、道外の人がびっくりするようなサイズもドサンコは全然驚かない。逆にドサンコに東京の同様金額の刺盛りを見てもらうと一様に驚く。

沖縄県にはお刺身屋がある

一方、沖縄県のお刺身事情。沖縄県にはお刺身だけ売っているお刺身屋というのが存在する。街を見ると至る所に刺身屋の看板が出ている。店内には我々の知るほとんどの魚が刺身にされて売られている。

沖縄県民にとってお刺身と言えばマグロ

そして、沖縄県民の7割はマグロの赤身を買っていく。実は沖縄県内で水揚げされる魚の約6割がマグロ。その為、刺身屋でなくスーパーでもお刺身コーナーでは大量陳列される程、沖縄県民にとっては刺身と言えばマグロなのである。

北海道・沖縄県の寿司屋では東京ではあり得ないネタが

では、お寿司屋ではどうなっているのか。札幌市内の寿司屋に行くと、東京ではあり得ない、ニシンやホッケ、キンキのお寿司が存在する。

そして、寿司の定番である茹でたエビはまずお寿司として出ない。エビは生が定番なのである。

一方で沖縄県の回転寿司事情はどうなっているのか。実際に回転寿司屋を覗くと、上記のイラブチャーの握り、アカマチ(ハマダイ)の握り、タマン(フエフキダイ)の握り、シャコガイの握り、海ぶどうの軍艦巻きと東京ではお目にかかれないネタが回っている。

沖縄県民の憧れカニ

海鮮大国の沖縄県であるが、実はカニが獲れない。そこで、沖縄県民は北海道のカニに対して強い憧れを持っているのである。

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